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Vol.01 お店でもはじめるの???
2011.07.09
Spoonshipでは、世界中の様々なスプーンを取扱う、
スプーン専門オンラインショップを立ち上げようと考えています。
古いもの、新しいもの、ゆるいもの、カッコイイもの・・・。
わたしたちが選ぶおすすめのスプーンをみなさんへ。

気に入ったカトラリーを見つけると、買わずにいられないわたし。
さすがに身の丈にあわない高価な品物はなかなか買いませんが、 雑貨屋さん、骨董市、クラフトフェア、外国へ行ったときなど、目につくと手に入れずにはいられないんです。

気が付くと、様々なスプーンが集まって。
友人や家族から、こんなにたくさんのスプーンをどうするつもりなの?

お店でもはじめるの?と。

いやいや、お店をはじめる気も、コレクションするつもりも全然なかったんですよ。ほんと。
いったい自分でもどうするつもりでこんなに買ってしまったんでしょうね。

最初の1本は、たぶんこれ。

十数年前、はじめて韓国を訪れたとき、仁寺洞(インサドン)という街で見つけました。
今ではすっかり様変わりしてしまいましたが、当時の仁寺洞は、筆や韓紙を扱うお店、青磁のギャラリーなどが並び、裏路地には韓国伝統茶がいただけるカフェがいくつもある、とても落ち着いた街でした。

そんな仁寺洞の裏路地の道端で、このゴツゴツとして、いかにも使いずらそうなスプーンを見つけ、
マグカップとお揃いで購入しました。

案の定、買って来たもののほとんど使うこともなく。
たまに眺めては、韓流ブーム前の韓国の旅を思い出したりしています。

食べる。
かきまぜる。
すくう。

あと、
眺める。

も、立派なスプーンの用途なのかもしれないですね。

この1本以来、気になったら躊躇わず購入するようになったため、
それが積み重なって「お店ができる」くらいの量になってしまった、というわけ。


これいいね!どこに売ってるの?

いつの間にかささやかなコレクションになってしまったわたしのカトラリーが人様の目にふれるようになると、どこで買ってきたの?と聞かれることも多くなってきまして。

なるほど、世の中にはスプーンが好きな人っていうのが、
結構いるんだな、と実感。

それなら、わたしがコツコツ集めてきたスプーンや、
Spoonshipが選んだ、オススメのスプーンが買える「お店」やっちゃえばいいじゃない!


やると決めてから

勢いだけでやると決めたわたしたちSpoonshipですが、そこはずぶの素人。
「お店やる」っていったいどういうことなのか。

資格は?
許可は?
申請は?
必要書類は?

????だらけです。

こんなわたしたちの「お店が出来るまで」を綴ります。
しばし、お付き合いを・・・。

次回(変更になるかもしれない)予告
バイヤーと古物商の違い


文:寺居和美

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